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メタルコーティング ランナーでは全国のプロショップ様や各パーツメーカー様より
金属パーツに対する焼付け塗装を承っております。
施工対象部品は新品アルミビレットパーツから製造より数十年経過したスチィール製のフレーム等や
アルミスイングアームなどの足回りパーツ、エンジン塗装まで多岐にわたります。
様々な施工対象部品の用途・使用条件・カラー等を考慮し最適なコーティングを提案出来る様、
焼付け塗料も各種類・各塗色を取り揃えております。

■焼付け塗装と一般ウレタン塗装(外装系ペイント)の違いについて

ウレタン塗料とは自動車ボディー(バンパー・ドア等の外装部)などの補修作業に使用する塗料です。
色の種類は原色を掛け合わせる事により色の調合(調色)が可能です。
原色数は外資系塗料メーカーは100色程度、国内メーカーの場合はさらに多い傾向にあります。
塗膜の乾燥温度は常温~60℃前後を硬化温度と設定している為、母材が熱によるダメージを受けにくく
多種多用な用途に塗装を行う事が出来きます。また旧塗膜上にリコート(再塗装)が可能です。
ウレタン塗料は高外観・調色性・作業性を追求し現在広く普及している外装系関連の塗料です。

 
焼付け塗装とは一般的に100℃以上の高温で硬化促進する塗料を指しています。
焼付け塗料での施工は金属素地に直接行う必要がある為、金属を完全に素地の状態へ戻し施工を行います。
各種金属に対し化成処理をはじめ最適な防錆処理を行う事により、素材に強力に密着し、防錆効果も高い塗装塗膜を形成します。
焼付け塗装はスイングアームやFアウターチューブ等のオートバイを構成する足回り部品やフレーム等の強度・防錆・耐薬品性などを必要とされる金属パーツへ施工を行います。

 
また、焼付け塗装とウレタン塗装では作業工程から使用資材や機材まで大きく異なります。
この為弊社では焼付け塗装専門として業務を行っております。
オートバイ部品は一般的な工業系金属塗装に比べ遥かに外観的要素も重視されます。
弊社はオートバイ部品専門としてユーザー様が求めるクォリティーと塗膜性能を今後も追求し、
使用条件・用途・施工カラー等を考慮し最適なコーティングを提案出来る様努めて参ります。

■依頼品到着からの流れ

確認、洗浄作業

お預かりしましたパーツは1点、1点状態を確認し、ブラスト処理前のパーツ洗浄を行います。
ブラストルーム内の油分汚染を防止する為に水洗浄を行います。グリスや油汚れの著しい場合は別途、洗浄料が必要となりますのでパーツクリーナー等での事前洗浄をお願い致します。

洗浄前

RXコート

洗浄後

RXコート

部品洗浄後 ブラスト処理へ

アルミ製ビレットパーツからスチィール製品までのブラスト処理を行うにあたり弊社ではブロワー式直圧ブラストシステムを採用しております。
同システムはコンプレッサーエアーを使用せずブロワー(風力)にてブラストメディアを対象物へ送ります。
エアー源は電動式の為、目的に合わせて風速を低速~高速にインバーターで制御する事が出来る為これにより圧力、メディア等をセッティングし施工対象物に最適なブラスト処理が行えます。
また、近年ブラストキャビネットの普及によりブラストが身近になっておりますが、メタルコーティングを施工する際に必要なブラスト処理は一般的に認知されていますブラストとは見解が異なる為、ご依頼前にご自身にてブラストを行われた依頼品であっても再処理を行う必要があります。

洗浄後

RXコート

ブラスト処理後

RXコート

ブラスト剥離が困難な旧塗膜や金属素地

弊社にて施工を行っておりますパウダーコーティング等も同様ですが、これらの塗装塗膜やウレタン塗装での極度の厚塗り(硬化不良による塗膜軟化膜厚過多)などの塗装塗膜やクロームメッキなどはブラストでの剥離が極めて困難となります。この様な場合は各状態に添った最適な剥離処理を行った後ブラスト処理へと進みます。
ブラスト処理前に上記の剥離処理が必要な場合は別途、剥離処理料が掛かります。 

コーティング作業から焼付け乾燥

ブラスト処理後、化成処理をはじめ数種類の防錆処理を行い塗装工程へと進みます。
焼付け工程でも各種素材と施工塗料に応じ、焼付け温度・乾燥時間を正確に管理しています。 

RXコート
RXコート

完成画像

ブラスト処理後

RXコート

RXコート ハーフマッド・ブラック

RXコート

ブラスト処理後

RXコート

RXコート ゴールド

RXコート

塗装の耐久性(0.8t加圧テスト済み)

RXコート

素材:スチール 塗装塗膜:RXコート

RXコート

素材:アルミ 7N01材 塗装塗膜RXコート  

へこんでも、塗膜が剥がれ落ちることもありません。 確実な下処理が行われていれば、強力な密着を確保します。

※ 注意点など

フレームの下地修正は基本的には行えません。必要な場合はご相談下さい。 塗装前に溶接、加工等が必要な場合は施行前にご相談下さい。 旧車など腐食が著しい場合は、ブラスト処理時に破損する恐れがあります。 ステムべアリンクグレースは取り外して郵送下さい。
※ベアリングやレース等の抜き取り作業は別途工賃が必要になります。

RXコートやパウダーコート等、施工塗装は各種・各色御座います。
ご相談や施工に関しましては柔軟に対応致しております。お気軽にお問い合わせ下さい。
メタルコーティング ランナー
〒830-1214福岡県三井郡大刀洗町栄田1338-8
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